SUGOI-ne植えCymbidiumのvirus追跡  第一報
SUGOI-neの材木腐朽菌がラン菌になったという事実から、
栽培に於いてランの自生地の埴生を再現することが可能になった。
この自生地のラン菌との共生関係が可能な埴生下でのウイルス。
発生とマスクの問題。
SUGOI-neで栽培追跡する必要がある。

ウイルス罹病株を簡単に処分することは、即、名品の絶滅を意味するからである。
花の鑑識眼は進化しても、絶滅ではなんともならない。

それにしても、第一次石油ショック後?から突如として現れた野生らんブーム。
その前は「サツキ」。
バブル、ブームでなくて・・・・「仇花」のようである。
あの小さな・・・・花に、大きな金額がぶら下がる。
ウイルスは、人間の欲望が好きなのかもしれない。

SUGOI-neは、自生地再現のランつくりを可能にした。
もう一度自生地の意味を考えるべきかもしれない・・・・
ヒマラヤニオイエビネが・・・・なぜニオイエビネに・・・・海の孤島に咲いたのか。
種子は何処から来た?
御蔵島の材木腐朽菌は・・・・?
御蔵島は・・・・なぜ「ツゲ」・・・?
御蔵島は・・・八丈桑・・・・。

植物分類学者は・・・・ラン菌、材木腐朽菌の世界を削除した学問をする。
蘭界は原種ブームになると、プラントハンターが・・・・
でも、ラン菌のハンターにはならない!!
自生地を見に行く・・・・。
でも材木腐朽菌を見てはこない。
ランにとって、誠に不幸なブームが仕掛けられる。
本は美しい花を載せる。
でもパートナーの材木腐朽菌は不在。
ラン栽培に最も大切なことが欠落したままである!!

SUGOI-neは、この欠落した最も大切なところを
これから埋めてゆくだろう。
写真4
  写真2の一年後の状態。   2006年6月29日 木曜日 9:14:39
  6月は昨年の葉が完成する時期であるが、
  殆どウイルスの病徴がみられないほどになっている。

写真3
 写真1の株をSUGOI-ne植え一年後の同じ葉の病徴の変化。
 写真1では激しい病徴が認められたが、一年後には相当マスクされ、
 良くみないと解からないまでになっている。
 SUGOI-neで植えると、非常に葉が元気になるが、
 このようにバックの葉がマスクされるのは、よほど遮光するか、
 窒素肥料を大量与えなければならない。
 無肥料でこのようにマスクが進むことは・・・・。
写真4
写真3
写真2
写真1
写真左 写真1
 CymbidiumのCymbidiumモザイクウイルス罹病株の葉。
写真上 写真2
 左写真の株をSUGOI-neで植えた後の新葉。
 殆ど新葉には病徴は出ていない。
 Cymbidiumのような3年生きているランでは、葉が完成するのは翌年である。
 Cymbidiumのウイルスは、この葉の完成に合わせて病徴が激しく現れる。
 同じ葉を3年観察する必要が出てくる。
ランつくりにとってウイルスの問題は、未だに解決していない。
それどころか、種の絶滅の危惧まで考えなければならないランも出てきた。
ランは、自生地にあれば、ウイルスの問題は全然ない。
人間が山に入り・・・・分類の研究している間はなかった。
プラントハンターが現れ・・・・ビジネスを行なった時点から起こり始めた。
洋蘭では1960年代がウイルスが全盛を極め、次々に名品を犯していった。
メリクロン。
ウイルス繁殖、伝染経路の解明。
洋蘭界では、相当なところまでウイルス問題は解決しているように見える。
だが、それは名品を殆ど失った後に、膨大な新品種を作ったからである。
品種の更新が洋蘭の歴史。
それがウイルスを考えた場合、奏功したのかもしれない。
それは、別な見方からすれば「使い捨て」のラン栽培ともいえる。

品種の保存ということからみると、ウイルスの問題は深刻である。
エビネの名品は近い将来殆ど罹病株になるかも知れない?
ランにはウイルスに罹りやすいものと、そうでないものがあるが、
同じ属でも原種によって大きな差がある。
なぜ、そのようなことが起こるのか?
その差は環境によるものなのか、もっと根源的な遺伝子によるものなのか?
未だに研究は進んでいない。
エビネを例にとれば、同じ日本原産の近く里山からエビネを採取して栽培。
それが短期間の中でウイルスに罹病する現実を見れば、
罹りやすい体質であるにしても、環境の問題が大きく関係しているように考えられる。
勿論、栽培場にウイルスがなければかかることは無いが、
日本中で栽培されている他の植物を宿主にするウイルスの場合、
その伝染経路から考えてウイルスを遮断することは事実上不可能である。

自生地に自生している株のウイルス保毒はどうか?
なぜ、自生地の株にウイルスの問題は起こらないのか?
自生地のランにとってウイルスとはどんな意味を持つのか?

例えば「山百合」。
山では「健全株」。
庭に植えたとたんに「ウイルス」。
こういうことは普通にみられることである。
山に戻せば・・・・ウイルスがマスクされる・・・・・。

ランの遠い祖先は「ユリ科植物」。
百合、チュウリップのウイルス罹病とランのウイルス。
進化の過程で・・・・ウイルスも変異し・・・・宿主にした?

ランは「ラン菌」との共生関係で生きている。
葉を持たないで「腐生ラン」になったものまである。
この「腐生ラン」とウイルスの関係の研究は全然ない。
なぜなら「腐生ラン」そのものの栽培が極めて困難だから、研究しようがない。
「腐生ラン」が栽培困難な理由は「ラン菌」の研究がなかったからである。
つまり、コンポストに自生地のラン菌を再現できなかったからである。

今、ようやくSUGOI-neの開発で、鉢内にラン菌の世界を再現できるようになった。
宇井清太の昨年の実験のCymbidiumの栽培では、
確かに新葉にウイルスがマスクされている。

     SUGOI-neとウイルス
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